2024-05-11 旅の文 芭蕉の「奥の細道」は、現代で言うところの旅行記。 僕が気に入っているところは、その長さだ。原稿用紙で例えて数枚程度か。 新幹線に乗ったりすると、各座席に読み物が挟まれてあり、旅のエッセイが巻頭に読めるが、短めでもそこそこの長さだ。 普通に。 10分ほどで読めるかもしれない。 芭蕉の紀行文は、どの場所でも短くまとめられている。もちろんどんなにでも長く書くことも出来たろう。 10分あれば、繰り返し読める。そこが大事だ。 シンプルにまとめ伝える事。何回も読めること。続くこと、、
2024-05-08 名本 俳句についての本はさまざまあるが、参考書のコーナーにも「名本」がある。 古典解釈シリーズ「俳句 俳文 俳論」だが昭和54年の出版。最初のページの解説の文章からして、読みやすく、無駄がなく、そして面白い。芭蕉 蕪村 一茶を中心に。 本文に至っては、現代語訳、出典、解説と、これがまた読みやすい。単なる勉強用の本とはちがう。 頭やわらかく、面白みいっぱいの本である。 参考書であるがゆえ、なかなか「名本」と呼ぶ人も少ないだろう。
2024-05-07 山頭火 種田山頭火の「草木塔」の文庫本読了しました。 もう、何度も読んでいます。自由律俳句がこんなに身近に感じられるなんて。 沢山良い句はありますが、もし「この一句」と言われたら 「まっすぐな道でさみしい」を選びたいと思います。 たぶん、国道や道路整備でまっすぐに道が作られた事のたとえでしょうか? 人生のことでしょうか?
2024-05-05 芭蕉 蕪村 一茶の旅 昭和48年に発行された文藝春秋・臨時増刊「日本縦断」A4版 194ページ なかなかによく編集されています。古い写真もたくさん。 この本、今も手に入るのかなー?
2024-05-04 山頭火「草木塔」 ダイソー文学シリーズ、山頭火の「草木塔」よく編集されており、とても読みやすい。山頭火はブームになる前により、よく知っていた。近所のおじさんに教えてもらい。いい句が多い。 芭蕉 蕪村 一茶と来て、次は山頭火かな。山頭火は自分を雑草と呼ぶ。いいと思う。
2024-05-04 新・奥の細道 今日からブログを始めます。 小さい頃、老年に近くなったら芭蕉さんのような旅に出るんじゃないかと自分を想像していました。しかし、時は流れ、生活に追われ、そんな事はないなと思えていた昨今。もうあと10年ちょっとの人生かなと時間を感じたら、何かを残さずにはいられない気持ちになりました。 たくさんの本もあり、音源もあり、楽器もあり、創作したものもありますが、そのほとんどを活かしきれていない。 そこで、ここで生活をしながら、芭蕉さんのように、創作の旅に出てみようと決めた次第です。 日々、これ、旅となり。midhi-toushi