現代名詩選(上)(中)(下)
何度も読み返す本がある。
昭和44年初版の新潮文庫「現代名詩選」(上)(中)(下)の三冊。伊藤信吉編
上は明治から大正、中は大正から昭和、下は昭和の詩篇(昭和40年頃まで)
と、分けられてある。
各巻30名弱の詩の紹介。一人15頁ほど。
伊藤信吉氏が選んだ詩と思うが、実に大胆な選詩だと思う。
印象的で、わかりやすく、シンプル。それは未来に残るであろうという基準。
今、この現代に読んでみると、それがよくわかる。
「名詩」という基準はむずかしいが、ここに載せられてある詩はどれも良い。
もし、あなたが明治から大正、昭和の戦後10年ほどまでの日本の詩を読みたいと思うなら、私はこの三冊をまずおすすめする。
探すのは大変かもしれない。でも、この三冊の中に詩は今も生き続けている詩ばかりだ。

LP 12枚組「決定版落語名人選」
もう15年ほど前、中古レコードショップの店頭で、
LP 12枚組「決定版落語名人選」のボックスセットが1000円で出ていたので買った。
そのまま聴かずに15年たってしまったが、2024年の今年、これから聴こうと思う。
きっかけは、読んでいた「江戸ことば」の本の中にたくさん落語の話が出てきたからである。
俳句、江戸ことば、そして落語と来てもいいじゃないか。そんな回り道も。
風景のなかの言葉、しばらく聴いてみます。


生かしておきたい江戸ことば450 読了
「生かしておきたい江戸ことば450 」読了しました。
とても面白かった。現代に残る江戸の言葉。よく使う言葉によく残っているものだ。
「おじゃん」・・火事の終わり半鐘の鐘の音より
「素破抜き」・・素破とは忍者のこと
「ずぼら」・・「酒と欲に溺れた生臭坊主」を「ぼうず」の逆読みで「ずぼう」に。それが「ずぼら」になった。
「野呂松」(のろま)・・野呂松勘兵衛が操る人形が、低能で道化役で人気を博したことから。
他、「郭」の言葉も現代にかなり残っている。「馴染み」とか、、
そしてそれらは「落語」の中で多く使われているという。
(本誌の中では、それも多く紹介。
次は落語かなー。
生かしておきたい「江戸ことば」450語
今、読んでいるのは、
生かしておきたい「江戸ことば」450語の本
(幻冬舎文庫 平成19年初版 457円 澤田一矢著)
また江戸の俳句の本を読み進むまえに、
持っている「江戸ことば」の本を読み返しています。
こんなにも日常会話の中に「江戸ことば」があるのかと驚きます。
今観ている日常の風景と江戸の頃の風景とはちがうでしょう。
でも、それらの言葉には生活があり、
江戸の日常がリアルに見えてくる気がします。
その、ふっとした見えてくる風景と江戸の空気を感じて、読んでいこうと思います。
そしてまた江戸の俳句の本へ戻ります。



