日本詩人選19「小林一茶」栗山理一・著

古本市で見つけた、日本詩人選19 栗山理一・著「小林一茶」の本。
筑摩書房 700円
昭和45年発刊。約240頁 バードカバー。いままで、いろんな一茶関連の本を読んで来ましたが、一番読み応えがありました。
一茶だからとすべて褒めるわけでなく、一茶風に辿り着くまでの、流れ、試みとわかりやすく解説。
過去の試作と、作り直し、その比較。なるほどと思わせるものぱかり。
芭蕉・蕪村との比較、その視点の差。客観的に。

一茶の全体像に大きく近付いている本となっていると思います。

さて、この本はまだ出ているのでしょうか? 
この本は良いです。探す価値あります。



一茶俳句集

しばらく外国詩の本を読んでいましたが、久し振りに一茶の俳句本を手に取りました。

岩波文庫の「一茶俳句集」414ページ。1993年 第7刷 670円

かなりの一茶の俳句が入っていて、下段に少し解説が付いている。

一茶の秀句選は、よく読んできた。そしてあらためて一茶の句をこの本で読んでいくと、どれもいい。

全句良く思える。秀句と呼ばれる句と、同じ感覚で作られているなと感じる。

僕の方で、秀句であろうとそうでなくとも、同じように読めるような年になったのかもしれない。

しばらく、また一茶の句を楽しみます。

現代名詩選(上)(中)(下)

何度も読み返す本がある。
昭和44年初版の新潮文庫「現代名詩選」(上)(中)(下)の三冊。伊藤信吉編

上は明治から大正、中は大正から昭和、下は昭和の詩篇(昭和40年頃まで)
と、分けられてある。
各巻30名弱の詩の紹介。一人15頁ほど。

伊藤信吉氏が選んだ詩と思うが、実に大胆な選詩だと思う。
印象的で、わかりやすく、シンプル。それは未来に残るであろうという基準。

今、この現代に読んでみると、それがよくわかる。
「名詩」という基準はむずかしいが、ここに載せられてある詩はどれも良い。

もし、あなたが明治から大正、昭和の戦後10年ほどまでの日本の詩を読みたいと思うなら、私はこの三冊をまずおすすめする。

探すのは大変かもしれない。でも、この三冊の中に詩は今も生き続けている詩ばかりだ。

落語名人選 12枚組

もともとLPの12枚組だったのですが、どうしても携帯音楽プレーヤーに入れて持ち歩きたくて、個人的にまずCD-Rにしました。

日々、仕事の行き帰りに落語を聴きました。

みんな名人の話術だったのですが、
古今亭志ん生三遊亭圓生、この二人は別格に感じられました。

志ん生さんの落語には、江戸の街の匂いのようなものが感じられました。
実際に江戸の街や家々に漂っている匂い、、。現代ではなく。

圓生さんの話術もなかなかのものでした、その場所の空気や雰囲気も伝わってきました。

さすがです。

個人的には、林家三平さんの落語に笑いがこみ上げました。

LP 12枚組「決定版落語名人選」

もう15年ほど前、中古レコードショップの店頭で、
LP 12枚組「決定版落語名人選」のボックスセットが1000円で出ていたので買った。

そのまま聴かずに15年たってしまったが、2024年の今年、これから聴こうと思う。

きっかけは、読んでいた「江戸ことば」の本の中にたくさん落語の話が出てきたからである。

俳句、江戸ことば、そして落語と来てもいいじゃないか。そんな回り道も。

風景のなかの言葉、しばらく聴いてみます。

 

生かしておきたい江戸ことば450 読了

「生かしておきたい江戸ことば450 」読了しました。

とても面白かった。現代に残る江戸の言葉。よく使う言葉によく残っているものだ。

「おじゃん」・・火事の終わり半鐘の鐘の音より
「素破抜き」・・素破とは忍者のこと
「ずぼら」・・「酒と欲に溺れた生臭坊主」を「ぼうず」の逆読みで「ずぼう」に。それが「ずぼら」になった。
「野呂松」(のろま)・・野呂松勘兵衛が操る人形が、低能で道化役で人気を博したことから。

他、「郭」の言葉も現代にかなり残っている。「馴染み」とか、、

そしてそれらは「落語」の中で多く使われているという。
(本誌の中では、それも多く紹介。

次は落語かなー。

 

生かしておきたい「江戸ことば」450語

今、読んでいるのは、
生かしておきたい「江戸ことば」450語の本
(幻冬舎文庫 平成19年初版 457円 澤田一矢著)

また江戸の俳句の本を読み進むまえに、
持っている「江戸ことば」の本を読み返しています。

こんなにも日常会話の中に「江戸ことば」があるのかと驚きます。
今観ている日常の風景と江戸の頃の風景とはちがうでしょう。

でも、それらの言葉には生活があり、
江戸の日常がリアルに見えてくる気がします。

その、ふっとした見えてくる風景と江戸の空気を感じて、読んでいこうと思います。

そしてまた江戸の俳句の本へ戻ります。