2024-01-01から1年間の記事一覧

生かしておきたい「江戸ことば」450語

今、読んでいるのは、生かしておきたい「江戸ことば」450語の本(幻冬舎文庫 平成19年初版 457円 澤田一矢著) また江戸の俳句の本を読み進むまえに、持っている「江戸ことば」の本を読み返しています。 こんなにも日常会話の中に「江戸ことば」があるのかと驚…

一茶秀句選 読了

「一茶秀句選」を読み終えました。著者の一茶に対する愛を感じました。 「雀の子そこのけそこのけ御馬が通る」の解説が面白かった。解釈には、四つあるという。1.小雀と通りかかった駄馬という説2.街道を通る大名行列の馬という説3.狂言「対馬祭」の「馬場退…

一茶 終の棲家

小学校の時、学年の旅行で長野へ行った。 そのとき、一茶の終の棲家も訪ねた。わいわいと。 当時の私は小5くらいで、一茶の名前と句を知っている程度だった。 印象的だったのは、その土壁に「小林」などのイタズラ書きがされていた事。なんてことをするんだ…

一茶秀句選/丸山一彦 著

さて、次は「一茶秀句選」丸山一彦 著を読みます。昭和50年4月発行 若い頃に買った本です。一句について2ページ使い解説しています。わかりやすく、読みやすい文。簡単なイラストも多数。 一茶に強く惹かれた作者による文、そこに滲み出てくるものを感じよう…

古典解釈シリーズ「俳句 俳文 俳論」読了

芭蕉編 蕪村編 一茶編と読み終わりました。 芭蕉 蕪村編までは、勉強という感じで読み進めましたが、一茶まで来ると、そこを一歩抜けて、笑いまで出てくる楽しみがありますね。 一句だけ、自分なりに選んでみると 芭蕉 「秋深き隣は何をする人ぞ」 蕪村 「公…

漫画江戸の風俗/金森健生

俳句の本を読んでいる途中だったけど、金森健生氏の「漫画江戸の風俗」の本をまた読んだ。1991年11月初版 江戸の頃の生活を、漫画と、川柳と、コメント文での205ページ これが実に面白く、飽きない。 江戸の頃の俳句を読むのに、まず当時の生活をイメージし…

旅の文

芭蕉の「奥の細道」は、現代で言うところの旅行記。 僕が気に入っているところは、その長さだ。原稿用紙で例えて数枚程度か。 新幹線に乗ったりすると、各座席に読み物が挟まれてあり、旅のエッセイが巻頭に読めるが、短めでもそこそこの長さだ。 普通に。 1…

名本

俳句についての本はさまざまあるが、参考書のコーナーにも「名本」がある。 古典解釈シリーズ「俳句 俳文 俳論」だが昭和54年の出版。最初のページの解説の文章からして、読みやすく、無駄がなく、そして面白い。芭蕉 蕪村 一茶を中心に。 本文に至っては、…

山頭火

種田山頭火の「草木塔」の文庫本読了しました。 もう、何度も読んでいます。自由律俳句がこんなに身近に感じられるなんて。 沢山良い句はありますが、もし「この一句」と言われたら 「まっすぐな道でさみしい」を選びたいと思います。 たぶん、国道や道路整…

芭蕉 蕪村 一茶の旅

昭和48年に発行された文藝春秋・臨時増刊「日本縦断」A4版 194ページ なかなかによく編集されています。古い写真もたくさん。 この本、今も手に入るのかなー?

山頭火「草木塔」

ダイソー文学シリーズ、山頭火の「草木塔」よく編集されており、とても読みやすい。山頭火はブームになる前により、よく知っていた。近所のおじさんに教えてもらい。いい句が多い。 芭蕉 蕪村 一茶と来て、次は山頭火かな。山頭火は自分を雑草と呼ぶ。いいと…

新・奥の細道

今日からブログを始めます。 小さい頃、老年に近くなったら芭蕉さんのような旅に出るんじゃないかと自分を想像していました。しかし、時は流れ、生活に追われ、そんな事はないなと思えていた昨今。もうあと10年ちょっとの人生かなと時間を感じたら、何かを残…